本音を書きづらいアンケート

WEBアンケート作成ツールに興味をお持ちの企業経営者様やご担当者様からお話を伺う中で、特にアンケート回答の分析・クリーニング作業に関するお悩みは非常に伺う機会が多いです。 こちらでは高品質な社内外アンケートを実施していただく際に役に立つかもしれない、「本音を記入しづらいアンケート」の特徴をご紹介いたします。

アンケートの冒頭分

社内外問わずアンケートを実施する際にはその調査、実施目的の明確化が必要になります。これから答えるアンケートがどのような目的でどのように活用されるか分からないアンケートに回答することは、アンケート回答者にとってもストレスとなります。

WEBアンケート作成ツールは上手く利用すると、情報に関して風通しの良い社内環境作りのお役に立てていただくことができます。しかし、趣旨・目的の見えづらいアンケート調査はその活用方法も予測しづらいため、回答者の調査に対するモチベーションを下げてしまう答えづらいアンケートとなります。

選択肢のセレクト

アンケート調査において最も気を使うことは、回答者の本音を引き出せるものにできるかどうかです。これはWEBアンケート作成ツールを使用するアンケートでもそうです。

例えば、サービスの質や価格に対する顧客満足度を5段階評価で問う質問では、「普通・特に無い」という回答が圧倒的に多くなる傾向にあります。しかし、「普通・特に無い」という選択肢は、本気で活用して欲しいという熱量が無い回答者の逃げ場ともなります。アンケート調査においてはそうした回答をされる方からどれだけ本音が引き出せるかが勝負となりますので、「普通・特に無い」という選択肢は避けた方が良いものです。

自由解答欄が多い

アンケートの回答者は自分が回答したと特定されることを特に嫌うため、自由解答欄を無記入で提出する傾向にあります。例えばそのアンケートが社内におけるセクハラ・パワハラを調査する目的のものであれば、実際に該当する場面を目撃した経験のある社員にとっては、内部告発という非常に重大な責任を負うものとなります。

もし、セクハラ・パワハラがあることを認める回答をして「自分に不利益が及んだら…」とジレンマに悩み、結局無回答で提出してしまうことは誰しも納得・予測できるものではないでしょうか。 また、比較的頻繁に行われるアンケートであればあるほど、自由解答欄の文章を考えるのは労力を必要としますので、自由解答欄は出来うる限り使わない方が良いでしょう。

当社でシステム開発した人気のWEBアンケート作成ツールは、社内外の情報調査資料として多角的にご活用いただけるためご好評いただいています。操作方法や導入にかかる費用など、興味のあるご担当者様はご相談下さい。